入学、進級を迎えての療育

こんにちは。入学、進級を迎えてたんぽぽも新しい子たちが増えてにぎやかになってきました。

入学式、新しい学校、新しい環境になっていくわけですが、環境が大きく変わるとなかなかそれに順応していくことは大変だと思います。

特に小学１年生になる子なんかはそうだと思います。これまでと違い、小学校では４５分など一定の時間椅子に座って先生のお話を聞くということが始まります。今までそういった経験が無かった子が多いらしく、これが難しいそうです。

たんぽぽでは、一定時間しっかり先生のお話を聞いたり、個別の課題をしたり、紙芝居などの物語を聞いてもらえるように療育を行っております。

なかなか先生のお話を聞けなかったり、課題に取り組んでいてもすぐに他の所に目がいったり、そういった子は多いですが、職員が常に見守っており「今はこれをする時間だからね」などの声かけを行い、しっかりと小学生になっても過ごせるように療育を行っています。

課題や先生のお話を聞くのが難しい子には、紙芝居など興味を引くものを使っています。普段はしゃぎ回っている子も、紙芝居の時には静かに聞いていたりするので、少しづつこうした療育を行っていけば、小学生になっても困らないようになるのかなと思っています。

新しい環境に合わせていくのは大変なことだと思いますが、新しい出会いなど楽しい事もあるはずです。悩んでいたり、苦しんでいたりする子にはしっかり悩みを聞いてあげたりして、問題を解決して、楽しい新生活を送ってくれたらなと思います。